従来のガソリン酸素溶断機(oPetrol)は、ガソリンタンク内の空気層に加圧して、ガソリンを押し出すシステムでしたが、無加圧式ペトロカッターは、ガソリンタンクに加圧する事は無く、混合酸素の流れと火口内真空構造にて、ガソリンを引き込むシステムです。
アセチレンやプロパンは、ホース内よりガス状で出てきますが、ガソリントーチは、トーチの先まで液体で進み、火口部分でガス状になるしくみです。
(逆火炎は、トーチの先で止まるので、手元に戻る逆火はありません)
アセチレンやプロパントーチとは、燃料のバルブの位置が異なりますので注意してください。
1 | 酸素混合バルブを180度以上開き、ガソリンバルブを少しづつ開いて、白いミストになるのを待ち、そのミストに着火します。 |
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2 | 着火したら、ガソリンバルブをその位置で止めます。 |
3 | 次にガソリンバルブをゆっくりと開いていくと、音が大きくなり、炎心に濃いブルーの王冠が現れます(3~5ミリで調整)。炎が弱いときは、混合酸素多く出して流れを強くし、ガソリンバルブで調整します。 火口の先端を廃材等に斜めに押し当て、輻射熱で暖めると早く調整ができます。 |
4 | 火口先端に赤い火が消えるか消えない程度で、炎心が3~5ミリできていれば作業開始できます。 |
ガソリン炎は、アセチレンの4倍、プロパンの2倍ものカロリーがありますので、炎が明るいですし、音も大きくなります。